いまさら AKB論

アイドルとは無縁の某企業のマーケッターが、娘に影響されてAKB48好きになってしまい、マーケッター目線とファン視点でAKBを「いまさら」語ります。

欅坂48の光る逸材「今泉祐唯」

AKB48グループで一番新しいグループ、欅坂48。15歳センターの平手友梨奈の存在感は年齢を感じさせない事で話題になった。

 

その時は、「へー、そうなんだ」 位にしか思っていなかったが、第2弾シングル「世界は愛しかない」のPVを見た時、衝撃を受けて欅坂48の世界に釣られてしまった。

 

後ろに幾つもの風力発電のプロペラが回る広い平原を、四方八方に全力で走る彼女達、それを水平に回りこんで撮るカメラワークの格好良さに目を惹かれつつ、そのシーンに流れるサビのメロディがまたマッチしていて頭に残った。

 

それを見たくてyoutubeを繰り返すうちに、ギターのカッティングの小気味良さ、朗読の部分のはまりの良さに心地よさを覚えた。メロディライン、アレンジ、PVどれもカッコよすぎる完成度の高いPVだった。

 

それを何度も見返すうちに、演者である彼女達のダンスやパフォーマンスに興味が出てきてある事に気付いた。 

若いセンターの平手や、加入時の変わったエピソードを持つ長濱ねるなどに注目が行きがちだが、彼女以外にこのPVのキーとなるメンバーがいた。第2弾シングルではフロントラインの向かって右端に立つ少女。今泉祐唯。

 

 平手に次いで登場回数が多いと思われる今泉。

それもそのはずフロントメンの中で、一際小さい彼女で集団ではやや見劣りする彼女だが、表現力がずば抜けており、PVの彼女の一挙手一投足は目を見張るものがあった。

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本来ならば、アイドルのチームのPVなのだから均等にメンバーを出すべきなのだろうが、今回はPVの完成度を求めた(と推測する)ので、彼女の登場シーンが増えたのだと思う。

 

動きの旨さもありながら、その動きにセクシーさも感じる様は、ある意味NMBを卒業したミルキーにも通じるものがある。ミルキーならではの存在感を出したAKBの「リフレインは止まらない」メインメンバーではなかったが、女性らしい美しく立ち上がる姿と後ろ向きで歌うシーンはPVの中でほずば抜けて印象に残った。

 

流石に大御所のミルキーとまでは行かないものの、彼女の動くシーンを監督に使いたくさせる今泉の存在は、敦子と優子のように、平手と補完し合い欅坂をさらなる強いグループに牽引して欅坂の躍進につながると思う。

 

※ちょっと調べたら、今泉さんは欅坂の握手会では「釣り師」と呼ばれてるらしい 笑

 

乃木坂はスルーだったけど、欅坂はちょっと注目したくなった。そんなPVとの出会いだった。今後の彼女達の成長に期待です。

 

世界には愛しかない

世界には愛しかない

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