いまさら AKB論

アイドルとは無縁の某企業のマーケッターが、娘に影響されてAKB48好きになってしまい、マーケッター目線とファン視点でAKBを「いまさら」語ります。

AKBと東北支援

NHKのAKBの番組、「AKB SHOW」では、東北の復興支援として

コンサートを行っているメンバーの姿が時折映し出される。

震災から5年たった今もメンバーは変われど、グループとして

支援をする姿勢は変わらない。

 

震災後、早いタイミングでAKB48として10億、

AKBグループとして5億の寄付をした。

また、復興支援ソング「掌が語ること」を無料配信して

そのサイトで義援金を募った。その総額13億円。

沢山のお金を東北の復興支援のために寄付をした。

 

そして、支援はお金だけにとどまらず東北の人達を応援するために

コンサートを開く行いている、そのコンサート数は

2011年5月から既に50回を超える。

 

AKBは、岩手県での襲撃事件があったにも関わらず、

今も東北の人達にアイドルの自分達は対した事は出来ないが

自分達の出来ることをやろうと、コンサートを行い東北の人達を

励まし続けている。

 

個人的に活動をされている芸能人の方は数多くいらっしゃる

と思うが、メディアを通じて、未だに東北の復興支援を口にしているのは、

AKBとSMAPくらいか。

先日、卒業したたかみなは、AKBを卒業しても東北の復興支援は

続けるといった。

 

偽善と笑うなら簡単だが、それなら5年続けてやってみろと言いたい。

アイドルの仕事をしながら、支援を続けることが、どれだけ大変なことか。

 

杉良太郎さんが、震災後、トラック15台に食料を詰め込んで駆けつけて

支援をしていた時、心ない記者が「偽善とか売名とか言われませんか?」

と言ったら、

杉さん「ああ、そうだよ。偽善だよ売名だよ。皆さんもやったらいい」

と言いはなった。

かっこいい。

 

ちなみに杉さん、数十億の私財を使っており、今も支援活動を

つづけているとのこと。なかなか出来ないことです。

 

被災した東北の人にとって、一番辛いのは忘れられてしまうこと。

あの災害は既にもう終わったことと思われ、東北の事を忘れられて

しまうことが辛いという。

 

でも、AKBは風化なんてさせていない。

自分達が役に立てるのであれば、応援する姿勢は変わらない。

AKBって、そんなグループなんだよね。

かっこいい。